【予言】不正会計の東芝は上場廃止にならず、3人の社長も逮捕されない
東芝の不正会計問題が巷で話題だ
賭けてもいいが、タイトルにあるように東芝は上場廃止にはならず、3人の社長が逮捕されることもないだろう。皆なんとなく分かっていると思う。
もちろん3人の社長もだ。
この世界的大企業の粉飾スキャンダルは、世界が注目している。
ちなみに、寝たふりしている隣の男もちらちら画面を見ている。
それだけこの事件には世間の耳目を集める力があるのだと思う。今回はこれに乗っかってみようと思う。ばずってみたいのだ。
キャノンのときも上場廃止にならず、社長も執行猶予で牢屋には入らなかった
キャノンのときの東証の判断は「上場廃止が相当であるとする程度まで投資者の投資判断が著しく歪められたとは認められなかった」というものだった。
5年間で2千億とも言われる粉飾額は平均すると単年度の営業利益の10%くらいである。
「1割サバを読んじゃったうふふごめんなさい」
18歳だと思っていたアイドルが実は20歳だった。みたいなものか。
上場廃止にならなければ、与えた損害はそこまで大きくないという理屈で社長にも執行猶予がつく可能性が高くなる。
てなわけである。
ホリエモンとどこがどう違うのか?
彼は仲間はずれだったからである。そういえば球団を買おうとしたときも仲間はずれにされていた。
日本という国はそういうところがある。
大企業を中心として強固な輪をつくる。政治にはその輪から資金が流れる。
輪の中の仲間内のことについては、できるだけ内々にすませようとする。
長く調査報告書が出るまで「粉飾」ではなく「不適切会計」なぞという摩訶不思議な言葉づかいをしていたマスコミも同じ輪の仲間なんだろう。
この事件は世界が見ている
東証も裁判所もそのことをよく認識しておくべきだろう。
なんてことを、輪に入れてもらえない自分が輪の外から考えている